
神迎え祭で、神々が集う日本遺産にも指定された稲佐の浜や弁天島、
国引き神話に登場する園の長浜や三瓶山などを望める遊覧船です。その他に筆投島やつぶて岩も見どころです。
出雲神秘の絶景を船上から望める体験はこの辺りでは珍しく、
海の上から望む美しい景色は地上とは違う感動体験をしていただけることでしょう。
稲佐の浜に一際目立つ丸い島があります。 地元では「べんてんさん」と呼ばれて親しまれている島で、かつては稲佐湾のはるか沖にあったため、沖ノ御前、沖ノ島と呼ばれていました。
平安時代初期、画聖といわれていた 巨勢金岡 (こせのかなおか)が写生しようとしたが朝夕刻々と美しさが変化する姿をついに描ききれず、絵筆を投げたという伝承が残る。
国譲りの際にタケミカヅチとタケミナカタが力比べのために稲佐の浜から岩を投げあったが、力は互角で何回も同じところに落ち積み重なった岩であるという伝承が残る。